2025/03/22 11:36


アナーキーシャツは、そのデザインや加工だけでなく、経年変化による「色落ち」も魅力のひとつです。新品の状態ではシャープな色合いだったシャツも、着込むほどに風合いが増し、唯一無二の表情を見せてくれます。
今回は、アナーキーシャツの色落ちについて、その特徴や楽しみ方、そして長く愛用するためのポイントをご紹介します。



1. 色落ちすることを前提として

手染めによる染色:t.n.A.f.t.のアナーキーシャツは、一枚一枚手作業で染色しています。手染めならではの風合いが特徴ですが、染色後に水洗いし、色止め処理を施しているものの、どうしても少し色落ちすることがあります。
最初はコントラストが強く感じる作品も、着用や洗濯を重ねると次第に全体が馴染んできます。
ペイント部分も薄れ、よりヴィンテージライクな雰囲気に。

それぞれの変化が、着る人によって異なる表情を生み出します。



2. 色落ちを楽しむポイント

アナーキーシャツは、「経年変化を楽しむ服」という側面もあります。

着込むほどに自分だけの一着に:生地のアタリやシワ、色落ちが着る人のライフスタイルを映し出します。
洗濯の仕方で変化をコントロール:もちろん頻繁に洗うと早く色落ちし、洗濯を控えると色合いが長持ちします。
ダメージとリペアを楽しむ:色落ちだけでなく、ほつれや破れをパッチワークやカスタムで生かすのも一つの方法。

*ブリーチによる劣化を防ぐ方法についてはこちらを参照してください。



3. 長く楽しむためのケア

アナーキーシャツは、時間とともに変化するアイテムだからこそ、適切なケアが大切です。

洗濯は自己責任で:手染めの特性上、洗濯による多少の色落ちは避けられません。ご理解の上、洗濯を行ってください。
なるべく手洗いやおしゃれ着洗いを推奨:色落ちを緩やかにし、プリントやパッチを守るため、優しく洗うことをおすすめします。
必要に応じてクリーニングも考慮:汚れが気になる場合や、ダメージを最小限に抑えたい場合は、クリーニングに出すことも選択肢の一つ。
直射日光を避けて陰干し:紫外線による退色を防ぐ。
着た後は風通しの良い場所で保管:湿気を避け、カビや劣化を防ぐ。

こうしたケアをすることで、色落ちの過程をより美しく楽しむことができます。



4. アナーキーシャツを育てる

アナーキーシャツは、作られた時点で完成するのではなく、着ることで変化し続けるアイテムです。
色落ちやダメージは、まるで履き込んだデニムのように、着る人それぞれのストーリーを刻みます。その過程を楽しみながら、自分だけのアナーキーシャツに育てていくことが、何よりの魅力なのかもしれません。



色落ちを「劣化」と捉えるか「味」として楽しむかは、着る人次第。
アナーキーシャツを長く愛し、変化を楽しんでいただけたら嬉しいです。