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2023/07/25 12:00

画面の前の皆様、こんにちは。
t.n.A.f.t.ブログ担当スタッフ“あめでお”です。

今年は5年ぶりにポロシャツを制作した訳なのですが、その第一弾目は「anarchy polo 09」でした。
こちらはM、L、XLのサイズ展開です。
こちらは、当ブログ「anarchy polo 09」をご参照くださいませ。

そして、7月に入り「anarchy polo 010」「anarchy polo 011」を続けて制作することになりました。
因みに、この2つのポロシャツはそれぞれ、どちらも一点ものです。


制作予定の無かったアナーキーポロ

そもそも、アナーキーポロの制作については「anarchy polo 09」以降の制作予定はありませんでした。
寧ろ、又、何年後の制作になるんじゃないかな、なんて話したりもしていたのです。

それでは、どうしてアナーキーポロ制作をすることになったのでしょうか。
それは、デザイナー大谷がアナーキーポロを5年前に制作した時にさかのぼります。
5年前の制作時、ブリーチのコントロールが難しく、作ってみたは良いけど、デザイナー大谷自身の中に“上手く表現出来なかった”と言う想いが残りました。
しかし、今、制作したらどの様な違いが見られるか、5年前の技術とは違い、もしかしたら今の技術力をもって制作をしたら、より良いものが作れるのではないかと思い、今回の制作に至ったのでした。


格段に良くなったブリーチライン

その結果「anarchy polo 010」、「anarchy polo 011」はデザイナー大谷の思惑通り、ブリーチのコントロールが上手くできたことを確認できたのです。
「anarchy polo 011」と5年前に制作したアナーキーポロとを比較すればわかるように、格段にブリーチラインが良くなっています。
(上:今回のアナーキーポロ 下:5年前に制作したアナーキーポロ)


このブリーチのコントロールをする為にデザイナー大谷はブリーチの濃度の調整をして、幾度も試し描きをしました。
そして、筆運びにも神経を注ぎ、思うように線を描くことに成功したのでした。
ポロシャツは液体の浸透率が高く、少量のブリーチでも吸収してしまうので、ポロシャツにブリーチ線を描くのはとても難しいのです。


5年前との違い

こうして完成したポロシャツがこちらです。


ここにはデザイナー大谷の5年のキャリアそして、そこに伴う技術や表現力の違いを見ることができます。

如何でしたでしょうか?
5年前との違いがわかっていただけたら嬉しいです。
次、新たに制作するアイテムも、今までのキャリアや技術が凝縮されたものとなりますので、今後ともデザイナー大谷にご期待くださいませ!