for middle-aged liberalism +punks, SEDITIONARIES, anarchy shirt, punk, セディショナリーズ, アナーキーシャツ, パンク

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2023/07/21 12:00

画面の前の皆様、こんにちは。
t.n.A.f.t.ブログ担当スタッフ“あめでお”です。
*スタッフブログ「Pretty Vacant」閉鎖に伴い、こちらへ記事の引越し中です。


5年ぶりとなったt.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーションの内容とは。

前回、「第66話 t.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーション:手織り生地とテキスタイルデザインのユニークな融合」で書きましたが、再び、山口県柳井市の平郡島で伝統的な技術を用いた手織りブランドtoito fabricとのコラボレーションが実現したのでありました。
因みに前回のコラボレーションで制作されたのはアナーキーシャツです。
詳しくは「t.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーション:その1」をお読みくださいませ。


シャツの縫製は緊張との闘い

5年ぶりとなりました今回のコラボレーションは、前回とはちょっと違います。

その違いとは、前回では大谷が、SEDITIONARIESのリージェンシーストライプからインスピレーションを受け、デザインしたストライプの生地をtoito fabricのオーナー、そして織師である久富氏が織り上げた生地を用いてアナーキーシャツを制作しました。
ですが、今回は久富氏がテキスタイルデザインし、自らが手織りしたストライプの生地を用いてでの制作でした。

そして、toito fabricから手織りの生地が届いたら、t.n.A.f.t.はシャツを制作します。

その、手織りの生地は、長さは6mですが、幅は38cmと幅が限られ、それを最大限に活用しなくてはいけないので、広げた生地へ、まるで難解なパズルのようにパターンを配置してカッティングをするというプロセスでは失敗が許されません。

それは終始、緊張との闘いでした。

なお、今回、t.n.A.f.t.が制作するシャツはアナーキーシャツではなく、“BE REASONABLE DEMAND THE IMPOSSIBLE ”のスローガンがステンシルプリントされた「be reasonable shirt」です。


更なる緊張

こうして、シャツが出来上がると、ハンドステンシルで「BE REASONABLE DEMAND THE IMPOSSIBLE」のスローガンを施していきます。

ハンドステンシルを施す時も大谷は、いつも緊張していますが、今回は更に緊張していた様子でした。
もちろん、いつも制作現場には唯ならぬ緊張感が張り詰めていますが、今回に限っては全てに於いてやり直しができないからです。

ほんの小さなミスも許されません。(毎回ミスはありませんが)
何故なら、生地を新たにしてシャツを作るにしても、生地を再び一から織り直さなければならないからです。

toito fabricの手織りの唯一無二の生地でシャツを制作するからこそ、いつもよりも、より慎重になるのでした。


実際にご覧いただけます!(終了しています)

こうしてtoito fabricとのコラボレーションの作品が完成しました。

このコラボレーションの作品の「be reasonable shirt」は期間限定ですが、実際にご覧いただくことが出来ます。

◼️2023年7月5日(水)〜7月11日(火)
新宿高島屋2階 ザ・メインスクエア
ニッポンID〜日本のモノづくりから気づく日本の美意識〜「MIXカルチャーⅡ」

此方にtoito fabricが出店され、その他toito fabricの新旧、様々な作品も展示されますので、お近くの方(そうでない方も)是非、足を運んでいただけたら幸いです。

そして、toito fabricの久富氏と、この機会にお会い出来るかもしれませんので、詳しくはtoito fabricの公式Twitter、Instagramなどでご確認くださいませ。

今回のコラボレーションで再び、toito fabricと新たな作品を制作できたことに喜びを感じながらも、デザイナー大谷は、この先も新たなチャレンジへと取り組んで行くことでしょう!

ご期待ください!!