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2023/07/20 12:00

*スタッフブログ「Pretty Vacant」閉鎖に伴い、こちらへ記事の引越し中です。

5年前

2018年、t.n.A.f.t.は山口県柳井市の平郡島で伝統的な技術を用いた手織りブランド「toito fabric」とコラボレーションを実現しました。その結果、両ブランドが持つ魅力が詰まったアナーキーシャツのコレクションが生まれました。

この時は、t.n.A.f.t.がテキスタイルデザインも担当させていただきました。
デザインは、SEDITIONARIESのリージェンシーストライプからインスピレーションを受けたもので、toito fabricにとっては挑戦的なタスクで、織り上げるのに大変苦労したと仰っていましたが、最終的には美しい手織り生地が完成したのでした。

貴重な生地を最大限に活用

38cmと幅が限られた(長さは6m)貴重な生地を最大限に活用するために、まるで難解なパズルのように広げた生地にパターンを配置、カッティングのプロセスでは失敗が許されないという緊張との闘いでした。

このアナーキーシャツは手織りストライプを活かすことを意図しており、ガーゼで作られたスローガンパッチと、生地に使われている糸と合わせた色のステンシルプリントを施しました。

こうして完成したアナーキーシャツは、2018年12月にt.n.A.f.t.の個展で展示。この個展にtoito fabricのオーナーである久富氏が、わざわざ山口から駆けつけてくれました。「初対面だったが、何故か初対面のような気がしなかった」と大谷は振り返ります。

そして、2023年

5年ぶりに、t.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーションが再び実現します。
2つのブランドが協力して新しいものを作り出すことに興奮を覚えます。t.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーションは、伝統的な手織り生地の美しさとパンクファッションを見事に融合したものです。

t.n.A.f.t.とtoito fabricのコラボレーション:その2へ続く。