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2023/07/17 08:00

画面の前の皆様、こんにちは、あるいは、こんばんは。
t.n.A.f.t.ブログ担当スタッフの“あめでお”です。

いつもの様に、t.n.A.f.t.で過去に制作されたアナーキーシャツを振り返って行きますが、今回はファッションアイテムとしてのアナーキーシャツのコーデ(コーディネート)の事にも触れていこうなんて、考えながら書いています。

こちらは、過去作品の「anarchy shirt 020」です。

主義主張とこだわりの塊

しかしながら、私はt.n.A.f.t.のスタッフとして、アナーキーシャツと毎日過ごしてはいるものの、いかんせんアナーキーシャツを着たことがありません。
なので、偉そうにコーデを語る事には尻込みしてしまいます。
ですので、ここはやはりアナーキーシャツの制作者であるデザイナー大谷にあれこれ訊いてみる事にします。

その前に、私がいつも思う事があるのですが、“アナーキーシャツを着る人は、どうしてアナーキーシャツを着ようと思ったのか”と言う事がとても気になります。

作る人の話は、このブログで良くしますが着る人の話は今のところしていません。
そしてアナーキーシャツは主義主張、こだわりの強いファッションアイテムだと思うのでコーデは難しいのではないでしょうか。


私、パンクですねん!

そこで、アナーキーシャツ同様、主義主張、こだわりの塊が二足歩行している様な男、そして、自らも着る、制作者のデザイナー大谷に“自身の理想のコーデ”を訊きました。

「アナーキーシャツのコーデなぁ・・・。あまり、肩に力を入れんと着て欲しいねんけど。
アナーキーシャツはシャツ自体の個性が強すぎるから・・・、故にボクは白一色のアナーキーシャツをファッションアイテムとして比較的使いやすいものを作ってん。でも、アナーキーシャツはカラフルやし、服を好きな人達にコーデを悩んでもらいたいのもある。
基本的にさりげなく着てもらえたらええなぁと思う。例えば、インナーとして、ニットの下に、それこそモヘアの下に着るのもええよね。
物凄いハイブランドと合わせるのもええよね。「私、パンクですねん!」って言う感じにだらしなく着るのはあまり好きじゃないなぁ。」

と。

なるほど。アナーキーシャツのコーデについて、いつもこんな事を考えていたのですね。


パンクを主張しません

そして、t.n.A.f.t.のアナーキーシャツは、どうありたいかも尋ねてみました。

偏見かもしれないけど、それなりの物は、やはりそれなりの物なので、そこには、それなりの物を選ぶ人が集まってしまう。
だからこそ、ボクはクオリティの高いアナーキーシャツを制作しなければならない。そして、その信念を持ち続け制作をどんどん進めていたら、現在の制作方法に辿り着いた。

アナーキーシャツだからと言って、パンクスのための服ではないと考えている。
かと言って、全ての人にオススメする気もない。
それは、制作者としてのセンスが問われるからだ。そして何より、嬉しい事にt.n.A.f.t.のアナーキーシャツはセンスの良い人達に選んでもらえる様になったと心底、感じているし、この先もそんなハイセンスな人達に選んでもらいたい。

と、更にこだわりの強い言葉が返ってきました。
私、あめでおはコーデの事を、これからまだまだ書いて行く予定です。
そして、t.n.A.f.t.はこれからも主義主張、こだわりが強くて、コーデの難しいアナーキーシャツを制作して行きます。