for middle-aged liberalism +punks, SEDITIONARIES, anarchy shirt, punk, セディショナリーズ, アナーキーシャツ, パンク

Blog

2023/07/16 12:00

画面の前の皆様、こんにちは、あるいは、こんばんは。
t.n.A.f.t.ブログ担当スタッフの“あめでお”です。
今回のブログは「anarchy shirt 019」を振り返りながら、当時のステンシル シートの事に触れていきます。

描いてあれば良いと・・・

今でこそ、t.n.A.f.t.オリジナルの全てのシャツにおいて、統一のステンシル シートを使用して制作していますが、アナーキーシャツを制作し始めた初期の頃は何かと手探りでした。
何より、今よりも色々と知識が無く、ただステンシルで“ONLY ANARCHISTS ARE A PRETTY ”と描いてあれば良いと思っていたほどでした。なので、初期の頃使用していたステンシル シートは市販のものとデザイナー大谷自身が制作したステンシル シートとの併用でした。

ステンシルの改良をしてみるも

ところが、最初に自身でカットした手製のステンシル シートはフォントが違うと思い製作し直す事にしました。

先ずは、HF氏 所有のアナーキーシャツのステンシルを元にデータを起こしステンシル シートを制作しました。
この時は自身でカットせず、切り文字屋さんにお願いしたそうです。
しかし、出来上がったステンシル シートをいざ使ってみると、文字サイズが若干、大きかったのです。


文字のサイズを求めて

文字サイズの違いに気付いたデザイナー大谷は、それから多くの色々な人達の制作したアナーキーシャツを見て、調べて、文字サイズの大きさの統計をとって、更にデータをとって、調整し、再び切り文字屋さんに発注しました。

こうして、作り直したのが現在、使用しているt.n.A.f.t.オリジナルのステンシル シートなのです。
ここまで辿り着くまでには然程、時間はかからなかったみたいです。
因みに先日、4年間頑張ってくれたステンシル シートが破れたので、シートを新調しました。

この新調したステンシル シートを使用し、デザイナー大谷が“トントントントン”と自らの手でステンシルを施した新たなアナーキーシャツが、画面の前の何方かの袖を通る日が来てくださったら、とても嬉しく思います。