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2017/08/25 13:11

思いつき

今年の6月まで、ずっと革素材をメインにやってきました。
んで、革のこと辞めようと思ったわけじゃないんですが、
ふと、ホントにふと、愛犬 文蔵(秋田犬)の散歩中に
「アナーキーシャツ作ってみようかなぁ」と思ったんです。

先人の知恵とデータ作成

なんで作ってみようと思ったかについては、徐々に書いていくことにして
まずは試作しないと!何事もやってみないと!
そう思って、ネットを色々と検索!
アナーキーシャツ職人の方々が残してくださっているログを参考に
まずはステンシルのデータを作ったのです。
データ作成は、Gデザイナーも兼業していますので十八番中の十八番(笑)

ステンシルシートをカッティング

続いてステンシルシートをカッティングしていくわけでありますが、
直線はいいとして、もうね、曲線!特に「S」!
鬼ですよ。
イーーーーッ!!ってなりますよ。
そんなこんなを乗り越えて、丁寧に切り出したシートがこちら。
市販のステンシルシートも部分的に使ったりしますが、
胸のところにくるメインのステンシルは「ハンドメイド」でやりたかったのです。

早速、試したい

苦労して作ったシート、すぐに試したい!
適当な布で試してみたんですが、これが意外に難しい(笑)
絵の具の硬さ、筆につける量、力加減。
ステンシルを舐めてました。
この工程をスプレーでやったり、シルクスクリーンでやったりする先輩方もいますが
ぼくは筆でやります!
トトトトトトトトト、タタタタタタタタタ…
最近では、コツを掴み「良い感じのかすれ感」を出せるようになりました。

かすれ、滲み、ズレなど、同じ事を毎回やっても
同じモノは二度とできない。作れない。

それがアナーキーシャツ職人の面白さの一つなんだと
氣づくのにはもう少し後になってからなのです。

つづく